M4 / 項目 101 / 05
反映する内容と時点を決める
この項目で考えること
承認した内容を、いつから運用で使い始めますか。
承認された内容について、どの業務に、いつから適用するかを決めます。関係者への連絡や設定の変更など、先に済ませる必要がある準備も確認します。
人が反映を行うと決めた後、システムが承認の状態と反映に必要な条件を確かめます。準備が整っていない場合は、承認済みのまま反映を待ちます。
状態の確認
対象は承認済み・未反映です。反映を実施するかを確認します。
基本原則
反映する業務と時点を決め、必要な準備を済ませてから適用します。
ここで確認すること
何を、いつ反映するかと、反映前に必要な対応を説明できる。
M4 / 項目 202 / 05
承認された提案を反映する
この項目で考えること
反映する提案に、人の承認が記録されていますか。
システムは、反映しようとしている内容が人の承認を得ているかを確認します。未承認や拒否された提案は反映せず、承認済みの内容だけを正式な判断記録として保存します。
反映後は、人が記録を確認し、意図した内容が適用されたかを確かめます。何をいつ反映したかも、履歴として残します。
状態の確認
承認済みの提案が反映され、正式な判断記録と反映履歴が作られます。
基本原則
承認が記録された提案だけを、正式な判断記録へ反映します。
ここで確認すること
反映された記録が、どの承認済み提案から作られたかを確認できる。
M4 / 項目 303 / 05
反映された判断記録を確認する
この項目で考えること
正式に反映された内容を、未反映の提案と見分けられますか。
反映を終えたら、正式な判断記録の内容と、元になった提案を確認します。承認した内容が欠けたり、別の内容に置き換わったりしていないかを確かめます。
運用で参照するときは、反映済みであることに加えて、今回の業務で使う版かどうかも確認します。未承認の提案や、承認済みでも未反映の内容とは分けて扱います。
状態の確認
反映済みの記録を、未反映の提案と分けて参照します。
基本原則
正式な判断記録には、元の提案と反映の経緯を結び付けます。
ここで確認すること
記録の内容、反映の状態、対象の取り組み、元の提案を確認できる。
M4 / 項目 404 / 05
現行版の切り替えを確認する
この項目で考えること
新しい内容へ切り替えた後、運用で参照する版が明確になっていますか。
見直し中の版を現行版へ切り替える前に、必要な承認と反映が済んでいるかを確認します。一部の提案を反映したことと、新しい版全体を運用で使い始めることを分けて確かめます。
切り替えた後は、利用者が新しい版を参照できるようにします。以前の版は履歴として残し、現在使う内容と取り違えないようにします。
状態の確認
提案の反映状態と、現在参照している版を、それぞれ確認します。
基本原則
切り替え後に使う版を明確にし、以前の版を履歴として残します。
ここで確認すること
どの版が現在参照され、どの版が見直し中で、以前の版がどこに残っているかを説明できる。
M4 / 項目 505 / 05
変更前後の履歴を残す
この項目で考えること
今回、何を根拠に、どの内容を変更したかをたどれますか。
反映した内容を、判断材料、AIの提案、人の判断と結び付けて残します。変更前後を比べ、何を根拠にどこを変えたのかを確かめられるようにします。
後から新しい判断材料が加わったときは、この履歴をもとに見直します。以前の判断を消さずに残すことで、その時点では何を前提に決めたのかを確認できます。
基本原則
変更前後の内容と、その変更に至った理由を残します。
ここで確認すること
現行版から、以前の版と、変更に使った材料・提案・判断・反映記録をたどれる。